酒と鮒寿司の相性について語りたいところではあるが、、

2010年10月2日

先日ちょっと出かけてきた滋賀の地酒のイベント、
家鴨あひるさんのブログの告知で知った
酒と語りと醸しと私」についてお話ししたいと思います。

私は酒が飲めませんが、鮒寿司に関連して興味津々です。
滋賀の地酒には鮒寿司などの発酵食品によく合うものが
沢山あるそうではないですか。

実際に冨田酒造さんでの酒の試飲に同席させて頂いて
どんな味がするのか?自分も呑んでみたくもありました。

<会場の旧大津公会堂。昭和9年に建てられ、昨年大改修されました>
<会場の旧大津公会堂。昭和9年に建てられ昨年大改修されたそうです>


より大きな地図で 鮒寿司の壁 マップ を表示

<三階のイベント会場>
<三階のイベント会場>

受付で入場料500円(信楽焼ぐい呑み付き)と
ぐい呑み一杯100円のチケットを買います。
基本は10枚綴りらしいのですが、
1枚だけ売って下さいとお願いしました (^_^;)

会場は大変な熱気です。
既にいい感じになっておられる方もおられ、
若干テンション高めでお話をされていました。

<冨田酒造さんもおられまして、、>
<冨田酒造さんもおられまして、、>

個人的に冨田酒造さんの試飲会の延長気分で
七本鎗の純米生原酒を一杯(の半分)だけ
酌んでもらいました。

だいたい、
酒を呑まない者が味について語るのはどうかとは思いますが、
予想より濃い味と舌への刺激しか分かりませんでした…。
やはり何とも表現のボキャがありませんなぁ。(^_^;)

さて、会場にはtwitterから交流が始まった辻村さん
おられまして、合流させて頂いた後に会場におられる
色んな方々を紹介して頂き、大変有り難かったです。

このイベントを拠り所に、芸術的な活動をされている方、
地域活動をされている方、スローフード方面の活動をされている方、、、etc。
実に多方面の活動家が集まっていました(^_^)

 

あまり、鮒寿司とも酒とも関係のない話ばかりも
何なので、私の発見を一つ。

<吉田酒造さんの竹生嶋と湖里庵の鮒寿しとも和え>
<吉田酒造さんの竹生嶋と湖里庵の鮒寿しとも和え>

辻村さん通して海津の吉田酒造さんも紹介して頂きましたが
私は吉田酒造さんについては家鴨さんから話を伺っていたり
湖里庵絡みで名前だけは知っていました。

酒はもう呑めませんので、「鮒寿しとも和え」だけを
ちょこっと摘ませて頂きました。

この「とも和え」は
すばらしいです!とても美味いです!
これは王道をゆく鮒寿司料理ですね!
噂に聞いた「とも和え」はこれか!

口に含むと乳酸発酵のほんのりとした酸っぱさと
魚の肉のうま味がジュワジュワ〜っと染み出してきますね〜。
それで、決してアクが強い訳ではないので、
いくらでも食べられそうな感じがしました。

吉田酒造さんによると湖里庵から、なかなか
「とも和え」の外部への持ち出しの許しが出なかったそうです。
発酵飯の発酵度合いや調理後の酸化による味の変化・劣化など
管理が難しいのでしょうね。
そう考えると私はとても幸運でしたね。

たった半杯の酒でしたが、身体が100mを走った後のような
(気分が悪い訳ではないですが)状態でしたので
講堂の外へ出て休んでいました。

丁度、家鴨あひるさんも受付におられましたので
一緒に写真を撮って頂きました。両脇の方は単なる受付の方ではなく、
きき酒王選手権の2位、3位の方だそうです。
私とは全く別次元の舌をお持ちのお二人です。

家鴨さんが持っておられる本はこちらです。
近江の酒蔵―うまい地酒と小さな旅 (近江旅の本)

<講堂の外、受付にて>
<講堂の外、受付にて>

酒を知らない私でも、滋賀では蔵元さんや酒屋さんの
横の繋がりが相当密なようで、滋賀の地酒の質の向上や
広報に共同で力を入れられているよ事がよくわかりました。

このような活動は相乗的に大いに効果が出ているのだろうなぁと
思いますね。きっと実際そうだと思います。

<内部リンク>
鮒寿しとも和えの話 ==> チビチビやると酒がエンドレス 鮒寿司のとも和え
冨田酒造さんでの酒の試飲

<外部リンク>
酒と語りと醸しと私の話 ==> よいかもイベント!「酒と語りと醸しと私」
きき酒王選手権の2位、3位の方の話 ==> みんなで選ぶ滋賀の地酒大賞
辻村さんのツイッターアカウント

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