鮒寿司ではない、鯖のなれずしをお試しパックで食べた

2009年6月14日

くつき新本陣に出掛けてきました。


より大きな地図で 鮒寿司の壁マップ を表示

鮒寿司について調べていると
滋賀県には色々ななれずしがあることが分かります。

そのなかで、商工会活動を通じて近年身近な
存在になったけれども、まだ食べたことが無い
なれずしに、「鯖のなれずし」があります。

昨年に滋賀県内の地産地消に関する活動や商品の
調査をしたなかで、旧朽木村の道の駅「くつき新本陣」を
拠点に取り組まれた活動を知りました。

鯖街道の鯖寿司鯖のなれずし焼き鯖寿司、そして栃餅などは
現在は湖西地域の特産物となっています。

けれども、この施設が建設された20年程前は
観光協会の方が地元の生産者へ販売を依頼しても
「自分らで食べる物だから、人様に売るなんて滅相もない」
と断られてしまうような始末だったらしいです。

それを、生産者・販売者の努力と時間を掛けて
朽木の道の駅の特産品へと築いてこられました。

くつき新本陣はこんな感じの所で
こじんまりした道の駅です。

<高島市 道の駅「くつき新本陣」>

<高島市 道の駅「くつき新本陣」>

鯖は敦賀の港が近いこともあり、鯖寿司、焼き鯖寿司、焼き鯖は
とてもなじみの深い食べ物ですが、何故か鯖のなれずしは
私が住む湖北ではなじみがない食べ物です。地域柄の違いでしょうか?

値段は鮒寿司と比べると随分安いですね。
他にも「鯖のへしこ」なる初めて見るものも販売されていて
ちょっと、どうずべきか混乱してしまいました。

すると、
「通販でいつでも取り寄せ出来るから、お試しパックを買われては?」
と勧められましたので、スライスパックを買うことにしました。
450円です。

<くつき新本陣 鯖のなれずし スライスパック>
<くつき新本陣 鯖のなれずし スライスパック>

結局、それだけ買ってまた琵琶湖を逆回りに帰ることにしました。

途中トイレ休憩に寄った西浅井の水の駅で、鮒寿司コーナーを
除いてみると

<奥びわ湖水の駅 魚助のにごろう鮒寿し>

<奥びわ湖水の駅 魚助のにごろう鮒寿し>

なかなか強気な価格です。

帰宅して、晩ご飯に鯖のなれずしを食べました。
その味ですが、鮒寿司にあるようなクセは感じられませんが
少し塩気が強いですね。

う〜ん、食べ慣れていないからかもしれませんが
同じ鯖なら鯖寿司か焼き鯖寿司のほうがいいかナ
というのが率直な感想でした。

<外部リンク>

鯖寿司鯖のなれずし焼き鯖寿司鯖のへしこ

Comments (1)

影武者8月 7th, 2013 at 11:04 AM

なれ鮨の様な,日本の発酵商品の自慢すべきものを、
何処でも出来る(・・・と、言っては誠に失礼な言い方ですが )焼き鯖、酢で絞めた鯖しめさば寿司
と、比較されるのが悲しい。
解ってない,いろんな味が世界に有る。
いや、無くとも良い。
・・・・・そこで、わかれてしまうのかなぁ、寂しい。
私は、みんな美味しいと感じるのですが、しょうもない既成食品が飽きる頃段々解ってくのかも知れません。
それにしたも、鮒寿司はお高すぎます、食わず嫌いの方が益々離れます。
鯖のなれ鮨にしても、能登のススにしても、家では作らなくなっても、お祭りには美味しい、美味しいで,購入してぱくぱく食べてると聞きます。

僕なんかは、未だ作られているのを聞いて50年ぶりに買いに行き、楽しんでいます。
能登の寒村でも食べているのに,名前さえ知らない・・・・・と言うくらい,空気と同じくらい気がつかない
食文化、もったいないと思います。

   

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