鮒寿司について学ぶに最適な一冊!
2010年8月22日
メルマガを書くようになって、
沢山の方から返信を頂くようになりました。
鮒寿司の事で色々とお世話になった小林泉さんからも
メールを頂きました。小林さんにお世話になったのは
このブログを立ち上げる前のことです。
小林さんはEFC(環境と食の研究会)という所で、
鮒寿司について活動されている、大先輩でもあります。
その研究会を知って入会希望の問い合わせをしたわけですが、
残念ながら滋賀県庁の有志で組織された会で、
一般の入会は受け付けていないとの事でした。
まだまだ鮒寿司について何程も知らなかった時期のことです。
そして、EFCが発行されている『「ふなずし」を考える-
近江の文化と水風土を探って-』という冊子がある事を知りましたので、
手に入れて読みました。
<「ふなずし」を考える>
本ではなく小冊子ですので、そんなにページ数はありませんが、
鮒寿司を巡る歴史、食文化、作り方、ニゴロブナの生態、
ナレズシの伝わった元の地域とされるタイの調査など、
いろんな角度からの鮒寿司情報が満載です。
<目次>
内容が濃くて、一気にに理解するのは難しいくらいです。
私はこの冊子を一読した後、一旦はその内容をすっかり忘れてしまいます。
その後随分たってから「手作りフナズシ品評会」を主催された藤原公一さんや
鮒寿司に関する論文を多数出されている堀越昌子さんも知る事になるのですが、
再度この冊子を読むと、二人とも既に登場されているんですね。
改めて、すごい冊子だなぁと思いました。
昨年五月に問い合わせた時は、もう幾分しか在庫がないの事でしたが
今回改めて問い合わせてみましたら、二刷目に入ったとかで
在庫は二〜三百冊あるとの事です。
鮒寿司に関する知識をより深めたい方、一冊いかがでしょうか?
お問い合わせはEFCの方へご連絡してください。
EFCホームページ下にメールアドレスが記載されています。
(滋賀県内なら図書館にもあるはずです)
<内部リンク>
手作りフナズシ品評会
<外部リンク>
EFC(環境と食の研究会)
『「ふなずし」を考える-近江の文化と水風土を探って-』
鮒寿司に関する論文
鮒寿司、臭くて食べたことがありません。
友達が、おいしいから一回は食べろと言われましたが、高級でなかなか食べれません。
おいしいなら食べてみたいな(。´∀`)