妊娠中の健康管理 と 鮒寿司など発酵食品

2010年3月25日

何千年、何万年と繰り返されてきた生命の営み。

男の私はノホホンと暮らしておりますが
女性といいますか、母は偉大ですね。

男の私が経験もしない諸問題を
乗り越えて今を生きておられるのですね。

妊娠中の体調の変化で便秘や下痢など。
また、妊娠中には自分の病気といえども
薬を飲むのも、ちょっと考えなければいけません。

そういうとき、発酵食品って
凄く役に立つのではないかなぁと思いますね。

昨日仕入れた知識を早速使ってしまいますと(^_^;)
プロバイオティクスという考え方があるそうです。

「人間は体内の微生物のバランスを崩してしまう病気になる
という概念から、体内環境を整えるために、
乳酸菌に代表される善玉菌を食品から摂取することで、
消化器系のバランスを改善し、病気の発生を未然に
抑えることができる
される」(wikipedia)

乳酸菌には整腸作用があると言われていますね。

「ヨーグルトなどの動物性乳酸菌は酸に弱く
腸まで生きて届かない事が多いので、
胃酸で死なずに腸まで届くヨーグルトは
「特定保健用食品」という表示がある。

ぬか漬け、納豆、味噌などの植物性乳酸菌は酸に強く
腸まで届くので立派なプロバイオティクス食品である」

(wikipedia)

鮒寿司はご飯の発酵ですから植物性乳酸菌ですね。
昔から鮒寿司は薬だと言われていましたが、
理屈としてはそういうことなのですね。

(10年07月16日 滋賀県工業技術総合センターで話を伺ったところ、
植物性、動物性という区別は学問上ないそうです)

また鮒寿司は発酵によりビタミンB群が大量に生成されるらしいです。
ビタミンB群は食べたもののカロリーを速やかに
エネルギーに変え、疲労を回復に効果があるとされていますね。
ビタミンB1はうなぎ並みと紹介するところもあります。

妊娠に関する問題は上記のような、生理学な問題に加えて
気楽に相談したり、支え合う環境が十分ではなくて
不安を抱えておられるなどの社会的な問題もありますね。

当然、それらの諸問題にはお医者さんや、
夫や家族、友人、そして社会のバックアプが大事です。

まあ私などが言わずもがなですけど。

ただ、ネットの情報などを見ていると
様々な不安を抱えておられるのは感じられます。

湖里庵の女将さんとお話した話題の延長から
以上のようなことを思いましたが、何かのお役に立てば幸いです。

<2010.03.12 湖里庵にて>
<2010.03.12 湖里庵にて>

 

<内部リンク>
湖里庵で伺った話はこちら↓
podcast 27 湖里庵で女将さんに聞かせて頂いた話

<外部リンク>
RAGOUT

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