発酵探検隊 第一弾 徳山鮓(1)

2009年11月20日

本日、憧れの徳山鮓に行ってきました。

メンバーは地元の夏祭り役員6名で、
今年度の活動の締めと慰労を兼ねての
食事会となりました。

夕方6時前、メンバーを拾って余呉湖へ向かいます。
ちなみに余呉湖はこんな所です。
(これは以前撮った昼間の写真)

<羽衣伝説の柳の木>
<羽衣伝説の柳の木>

国道365号線を北上し、余呉湖左折の標識に従い道なりに進むと、
田んぼの中にポツンと大きな柳の木が見えてきます。

「近江国風土記」にも記載があるという
最古の羽衣伝説の木だそうですね。(何代目?)

司馬遼太郎の「街道をゆく」か何かで
実際には渡来人の女性と地元の人の男女の物語が
あったのではないか、とかの話を
読んだような気がしますが、記憶が曖昧です。

でも日本書紀で笥飯浦(けいのうら)といわれた敦賀から
沢山の渡来人が滋賀を縦断して奈良の都へ向かったでしょうし、
こういう伝説もさもありなんですね。

<余呉湖 正面の集落に徳山鮓があります>
<余呉湖 正面の集落に徳山鮓があります>

四方を山に囲まれた余呉湖は周囲6キロ程の小さな湖です。

さて、徳山鮓に到着。

どっぷりと日が暮れて、街灯も少なめで暗く沈んだ湖畔。
ボンヤリと照らされた暖簾が私達を迎えてくれます。

<徳山鮓 玄関>
<徳山鮓 玄関>

建物は、湖北地域のスタンダードなベンガラ塗りの民家です。

女将さんに無垢の一木材で作られた
テーブル席へ案内されます。

<無垢一木材のテーブル席へ案内される>
<無垢一木材のテーブル席へ案内される>

おお!〜これが小泉武夫さんが立ち上げた「食に命を懸ける会」の看板ですか!
毎年総会はここ徳山鮓で開催されるとのことです。

食に命を懸けるって、当たり前の事のようで
意外と軽んじられているのかもしれませんね。
全て全国に散らばる発酵食品に携わる方々の会だそうです。

<食に命を懸ける会>
<食に命を懸ける会>

嘉田知事もここの鮒寿司を贔屓にしておられるそうです。
以前にも書きましたが、そんな事をラジオで聴いたのが
ここを知った切っ掛けです。

嘉田知事と小泉武夫氏
<嘉田知事と小泉武夫氏>

わかりにくいですが、写真に移っているように、
昼間だと外のベランダから余呉湖が一望できて、風情がありますね。
桜のシーズンは眺めが最高でしょうねぇ。

今日はここまで。続きはこちら ==> 発酵探検隊 第一弾 徳山鮓(2)

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