塩津街道 あぢかまの里で食べる「鮒寿し茶漬け」
2010年10月10日
出かけてきました、塩津の道の駅。
魚助の店舗は一番奥にあります。

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「鮒寿し茶漬け単品 1,000円」を注文しました。
茶漬けに1,000円は高いような木もしますが、ここは思い切りが肝心です。


塩昆布、刻みネギ、鰹節、それとカリカリッとした食感の
飾り(乾燥卵、乾燥人参なんかでしょうか?)
ご飯は量的には普通の茶碗一杯分程度です。
お茶がなみなみと注がれた碗に
鮒寿司のスライス4切れが浮いています。
汁を一口吸ってみますと
癖の少ない鮒寿司のうま味とほのかな酸味があります。
お茶漬けは昆布の旨味と魚の旨味の
相乗効果もあって美味し〜いです。
カウンターに置かれていた名刺大のパンフに
食べ方のお勧めが書いてありました。
それによると、
お碗に鮒寿しの頭を1/6程度入れる事や
熱いお湯を注いで、蓋をして一分程度置いた後
かき混ぜてから食べると、一層美味しくなるそうです。
いい事を知りました!!
鮒寿司の頭の部分は旨味の詰まった部位でもありますから
隠し味的に底に敷いておくのでしょうね。
ナルホド、ナルホド。
茶漬け一杯というと、何だか軽く食べるような
印象を持たれるかも知れませんが、
旨〜い汁も飲み干せばかなりのボリュームです。
発酵した魚肉の魅力にハマった者にとっては
1,000円という価格は妥当な値段かもしれませぬ。

鮒寿司のスライスで30切れ取れるとしますと
上の鮒寿しからだと一切れ270円程度になります。
これが4切れと頭の部分1切れの5切れで
1,000円を越えてしまいますね(笑)
3,000円程度で売られている養殖物の鮒寿しですと
それでも単純計算で比較して5切れで500円程度です。
勿論、材料を販売価格で試算するのもどうか?とも
思いますが鮒寿司の製造原価で考えても決して
高過ぎとは言えないでしょうね。
どう思われますか?
価格設定も気になりますが
そして旨味を増幅させる材料となると
やはり塩昆布と刻みネギでしょうね。
(私個人的には醤油とワサビも必須です)
そのような事を色々考えながら
私も試作を作ってみる事にしました。(つづく)
続きはこちら ==> 鮒寿司茶漬け 試作中〜 あぁ〜うまい
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塩津の道の駅。