元祖阪本屋へ鮒寿司を買いに出掛ける
2010年1月26日
気になっていた元祖阪本屋へ行ってきました。
阪本屋は初めて鮒寿司を商品化したお店としても有名です。
より大きな地図で 鮒寿司の壁マップ を表示
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JR大津駅を下車し、琵琶湖に向かって北西の方角に
歩いていきます。
<JR大津駅から徒歩で20分程度 途中京阪京津線をまたぎます>
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<大津 元祖阪本屋>
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<玄関戸の脇には立派な肩書きの看板です>
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ガラガラ〜っと戸を開けて中に入ると、モワ〜ッと匂います。
もし私に菌が見えたら、濃霧に突入したような空気の違いを
一瞬感じました。ちょっと大げさか、、 (^_^;)
たたき土間の昔ながらのレトロな店構えです。
土間の奥から女の方が出てこられ対応して頂きました。
<鮒寿司のサンプルが入った木枠のショーケース>
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ピンぼけで見にくいですが、尻尾の辺り鮒すし、甘露漬、老漬と書かれてあります。
老漬は一年漬けた鮒寿司をご飯を漬け変えて二年以上漬けたものだそうです。
よく漬かったひねたもので酸っぱくなると説明して頂きました。
私は普通の鮒すしの小さいサイズのものを買いました。
鮒寿司を包装して頂いている間、店内を見ていましたが、
店の表の看板通り、沢山の賞状が掲げられてあります。
さながら現役の鮒寿司屋の資料館ですね。
<年代物の賞状がズラリ>
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鮒寿司自体は真空パックで匂いません。
そのまま鞄に入れて、持ち帰りました。
さて、本来の用事を済ませ、大津駅へ向かいましたが、
駅の建物の中に観光物名店コーナーがあり、
そこでも阪本屋や鮒伊の鮒寿司の販売されていました。
ただ買うだけなら、駅で買う方が手軽ですが、
「阪本屋の鮒寿司」を食べるのなら
一度は店に行くべきだと思いますね。
においが嫌われる現代にあっては、
大変貴重な体験が出来るお店だと思います。
この鮒寿司をスライスした記事はこちら ==> 元祖阪本屋の鮒寿しを斬る!!!
この記事の音声ブログはこちら ==> podcast 20 大津の阪本屋の鮒寿司を買い出掛けた話