今の関心事は鮒寿司を柳刃包丁で切る事です、冷凍せずに生のままで。

2010年3月10日

家庭で鮒寿司を食べるとします。

鮒寿司がスライスしていない丸ごとの状態であったら
包丁で薄く切らなければなりません。

さて、普通に家庭で使う包丁は
どんな種類のものなのでしょうか?

料理に手間をかける、凝るというのでなければ
三得という 洋包丁を使う頻度が一番多いのでは
ないでしょうか?

私は包丁については全く知識がありませんので
たった今、入手した知識で書いています 。
こんな感じの包丁です。

<家で使っている三得包丁>

<家で使っている三得包丁>

 

魚・肉・野菜の3種の食材に使えることから
三徳と呼ばれるそうですね。

ふな寿司を一番最初切ろうと思った時、
手元に合ったこの包丁で切ろうと思ったわけです。
その結果が、こちらですね。
何度も使い回している画像です。 (^_^;)

<うまくスライスできなかった初めての鮒寿司>

<うまくスライスできなかった初めての鮒寿司>

 

何も考えずに、いきなり切りますと
発酵して柔らかくなった身はグニャグニャで
綺麗には切れません。

その後、冷凍してから切ると綺麗に切れると知りますが
それでも、身の一部に切り残しが出来きたり、
そもそも押さえる手が冷た過ぎで長時間押さえられず
なかなか上手い具合に切れないんですね。

更にその後、
菜切包丁でスライスすると上手く切りやすいと
教えてもらって試してみました。そうしますと
そこそこ上手く切れるようになったわけです。

<鮒寿司を冷凍して切るときに使う菜切包丁>

<鮒寿司を冷凍して切るときに使う菜切包丁>

 

どちらの包丁も、ホームセンターで売っているような

汎用の包丁です。

ちょと真面目に、もう少し踏み込んで報告させて頂きますと
それぞれの包丁の断面はこんな感じになります。

<三得包丁の断面>

<三得包丁の断面>

<菜切包丁の断面>

<菜切包丁の断面>

 

少し、菜切包丁の方が断面が薄いですね。
この差が凍った鮒寿司を綺麗に切りやすい
差かもしれませんね。

わたしはこの菜切包丁を使った方法で、
得意げに鮒寿司の盛り付けをやったわけです。

しかし、
この方法では少なくとも食べようと思う半日前には
鮒寿司が冷凍庫に入っていなければなりません。
急な対応は出来ないわけです。

そんな課題を抱えながらも、
まあ、仕方ないわなぁと思っていました。

ネットで鮒寿司の切り方を検索しても、
ほとんどが「冷凍してから切ると綺麗に切れる」と
書かれてもいるわけですし。

しかし、先日凍らせずにフニャフニャの鮒寿司を
綺麗に切る実演を見てしまったわけで
これはスゴイと感動してしまいました。

そのときに教えてもらったのが柳刃包丁というものです。

<生の鮒寿司に柳刃包丁の刃がスーッと入っていく>

<生の鮒寿司に柳刃包丁の刃がスーッと入っていく>

 

凍った鮒寿司を菜切包丁で切るときは削っていくようですが

柳刃包丁では引いて切る感じですね。
まさに刀を引くような感じです。

へぇ〜柳刃包丁ってそんなに綺麗に切れるのか!と
実演を見て感動しました。そして思ったわけです。

そう言えば、むか〜し何かの貰い物で木箱に入った
包丁があったような、、、、。

探してみると、食器棚の上で
ホコリまみれになった木箱がありました。

<包丁が入ったホコリまみれの木箱>

<包丁が入ったホコリまみれの木箱>

 

開けるとこんな感じです。

<和包丁の三点セット>

<和包丁の三点セット>

 

おお!柳刃包丁が入っていました!

<刀のように綺麗な形の柳刃包丁>

<刀のように綺麗な形の柳刃包丁>

 

鮒寿司の切り方を試行錯誤するような事がなければ
ずーっと箱の中に入ったままだったかもしれない
この柳刃包丁で、次は生の鮒寿司を切ってみたいと思います。

しかし柳刃包丁って形が綺麗ですね。

<内部リンク>

綺麗に切る実演の話 ==> 美味しい鮒寿司の切り方 さすが本職さんは違います!

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