鮒寿司で人を幸せにできるでしょうか?

2011年2月16日

先日の東京ギフトショーでの「鮒寿司アイス」のアンケート結果が
まとまってきました。アンケートに答えて頂いた方527人。
アンケートの内容と結果は下記に掲載しておきます。

さて、データとしては下記のような結果なのですけれども、
鮒寿司の発酵飯を利用する時点で乳酸菌の酸味と、塩蔵保存時や発酵に
塩を使う事から塩分、それからアイスにする時点で糖分を使います。
そのバランスをどのようにするか?アンケートの結果を反映させて
微調整していくのはあまり意味の無いように思います。

人の味覚や食感に対する感じ方にはバラツキがあります。
科学的には同じ物でも、ある人には美味しく感じられ、
ある人には不味く感じられる事がありますよね。

そういうことよりも、
私はギフトショー開催期間中のお客さんに対する試食の
呼びかけ方について考えさせられる事がありました。

私はどちらかと言うと、数字を交えて商品説明をしようとしてしまいます。
例えば

なぜ保存食か?それは乳酸菌がPhを4.2ぐらいまで下げて他の細菌が生きられない…」
「約1年がかりで熟成させる…」
「鮒寿司ではなく鮒寿司の発酵したご飯を利用した…」


などなどです。

そうすると、お客さんも理屈でこの商品を理解しようとします。
けれども、商工会の前川さんは

「この鮒寿司アイス是非お試しを! 『ええっ?』が、『おぉ〜っ!』に変わりますよぉ〜!」
「少し食べるのがいいんですよ、後味ほのかに風味が広がって、また食べたくなります」
「レアチーズっぽい風味、想像できますか!?」

といった具合に、相手の感覚に訴えるような話し方をされます。
そうするとお客さんも気分が乗せられていくのか、一口食べた瞬間、

あっ! 本当〜だぁ〜!」
「凄ぉ〜〜〜い!」
「美味し〜〜い!」

などと感情豊かに反応してくれる事が多いんですね (^^♪

鮒寿司アイスそのものの味も大事ですけれども、感覚を増幅させるといいますか
食べて幸せ感を感じるとか、脳内に快感が走るとか、そういう事は
意外と?食べるときの接客や雰囲気による影響が大きいのではないか。
そんな事を思いました。

私は物を販売するだけより、感激を伴った食事(まさにに食べる)に
関わっていきたいなぁ〜♪ そんな事を思いました。

お客さんの感想など音声資料などもある東京ギフトショー当日の模様はこちら
==> podcast 68 20万人が来場する東京ギフトショーに出店

<鮒寿司アイス・アンケート>
<鮒寿司アイス・アンケート>

<味の第一印象は?>
<味の第一印象は?>

<甘さはいかがでしたか>
<甘さはいかがでしたか>

<酸味はいかがでしたか>
<酸味はいかがでしたか>

<塩加減はいかがでしたか>
<塩加減はいかがでしたか>

<食べる場面をイメージすると>
<食べる場面をイメージすると>

<価格を付けるなら>
<価格を付けるなら>

<年齢>
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<性別>
<性別>

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