どうして鮒寿司でなくて鮒寿司アイスなの?

2011年1月29日

ここしばらく、鮒寿司アイスの件で忙しくしています。
鮒寿司アイス作成について記事を書きはじめたのは
丁度一年前の正月の頃です。

まずは地元の方というより、ネットラジオを通じて反応を
返して頂きました。そういう一部マニアな方々の反応に
勇気をもらいまして、細々と鮒寿司アイスについて試みを
続けてきました。

そうした所、地元の商工会事務局の目に留まりまして
地域資源∞全国展開プロジェクト」のメンバーにお誘いを受けました。
お話を頂いた当時、私はこのプロジェクトの全体像が把握できなくて
なんじゃ、そりゃ?と思っておりました。

後になって全国商工会連合会のHPに掲載されている記事から
資料を見つけてみてみますと、

伊吹山麓・自然の恵みを「農商工」で活かしきる「浅井ブランド」の確立
浅井地域の経済活性化のカギを握る直売所の再興を図るため、豊かな農産物と
「浅井」の戦国イメージおよび長浜サイエンスパークの先端加工技術を活かし
ながら、他地域と差別化した付加価値の高い特産品を開発し、「浅井ブランド」
確立による全国展開を図る。

と、あります。

<鮒寿司アイスを巡る事業の関連図>
<鮒寿司アイスを巡る事業の関連図>

当然と言いますか、一年前に鮒寿司アイスについて話していたのは
あくまで鮒寿司の副産物の楽しみ方、遊び方的なスタンスとしてでした。
私にとって活動の本流は鮒寿司本体には変わりがなかったのです。

しかしながら、全国展開プロジェクトは新商品の開発という条件が
ありますので鮒寿司そのものを商品として扱う事は出来ません。
でも折角の機会ですし、鮒寿司アイスを追求していく事は
鮒寿司を追求していく事でもありますので、ありがたくこのプロジェクトに
参加する事にしました。昨年春の事ですね〜。

このプロジェクトの一つの到達点が、この2月1日から
東京のビックサイトで開催される見本市への出品となります。
それを目標に商品開発をしていくという事です。

<見本市出店用に作成して頂いた試作品6号>
<見本市出店用に作成して頂いた試作品6号>

その後、プロジェクトがストップしかけた事も含めて色んな経緯が
ありましたが、私は私でコツコツと作業を進めていきました。
そして、ようやくこのプロジェクトの第3回目の会議が開催され、
三回目にして試作品の説明と試食・評価会となりました。

このプロジェクトは商工会単体だけでなく、商工会の滋賀県連、
長浜市農林水産課、長浜バイオインキュベーション、
また技術協力を受けた星野科学からも出席があり、それらの方々に
他プロジェクトの企画開発者2名と共に説明をしました。

<試作品発表直前の会議室>
<試作品発表直前の会議室>

商品説明と試食、そしてその評価・感想となるのですが、
多方面から大変貴重なご意見を頂きました。要は製作にかかる
こちらの思いより、お客さんが食される場面の明確化が大事だ
との話でした。

私としては、
1・コース料理のアクセント的な用途として
2・和洋酒をより楽しめるつまみ的な用途として
3・限定された場所でしか食べられない観光記念として

という場面を想定してお話をしましたが、一つに絞って
ターゲットを明確にした上で製品を洗練させていくのが
良いでよしょう、とのアドバイスを頂きました。

いわゆる、カスタマーアバターの明確化というやつですね〜(^^ゞ
このアドバイスを踏まえて、私としては1番目の
コース料理のアクセント的な用途に絞り込んで
商品化を仕上げていきたいなぁと考えています。

さて、来週2月の2〜4日は私も見本市に参加します。
もしかしたら、これを読んでおられる方の中で
当日会場に来られる方もおられるかもしれませんね〜。

よかったら声をかけて下さいね〜。

<内部リンク>
見本市(東京ギフトショー)の模様はこちら
==> podcast 68 20万人が来場する東京ギフトショーに出店

鮒寿司アイス作成に関する記事
==> カテゴリー鮒寿司アイス

<外部リンク>
地域資源∞全国展開プロジェクトに関する記事
全国商工会連合会の記事
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私も参加する見本市
グルメ&ダイニングスタイルショーのHP

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