今季の鮒寿司、初桶出しはこんな感じ
2009年12月23日
12月21日に今年漬けた鮒寿司を初めて出しました。
＜鮒寿司の桶＞
今年漬けた４つの桶のうち、
高島市の方で仕入れたニゴロブナのメス10kgの
桶を開けてみました。
桶はビニールで三重に覆っています。
ですから、殆ど匂いません。鼻を重しの石に近づけると、
微かに漬け物のような塩気と酸っぱさが漂う程度です。
重しの石を外し、ビニールを開けると
モワ〜ッと濃い発酵臭が広がりました。
臭いの中に嫌な感じはありませんでしたし、
飯の表面の色も薄いクリーム色に変色してはいるものの
カビが生えたり、変な色に変色したりはしていません。
やや黒い部分はご飯が薄くて
ニゴロブナが透けて見えているだけで
変な変色ではありませんよ。
＜封を開けた状態＞
順調に鮒寿司桶の中で乳酸菌の占拠状態が
保たれていたようでした。
まずは一安心です。
桶の中で、大きい鮒から何層も
ご飯で覆おって重ねて漬けてありますが、
今回はその第一層目を全て上げて
デコボコになった桶の中表面を平らに戻し、
再びビニールで封をして重しを戻しました。
取り出した鮒寿司はこんな感じです。
＜桶から出した鮒寿司＞
まだまだ、ご飯のツブツブが残っていますね。
桶から出した後は？こちらをご覧下さい
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