環琵琶湖文化論実習報告書(1)
2009年11月6日
今日は『環琵琶湖文化論実習報告書』
というものを紹介したいと思います。
<環琵琶湖文化論実習報告書 表紙>
いきなり漢字ばかりで始まって、身構えましたか?(笑)
この本はたまたま地元の図書館で見つけました。
滋賀県立大学人間文化学部が平成七年に実習の
報告書としてまとめられたものです。
なぜこの本を見つけたかって?
それは当然、「鮒寿司」というキーワードで
この本が検索に引っかかったからです。
より大きな地図で 鮒寿司の壁マップ を表示
県立大学については、私は縁もゆかりも
無かったのですが、昨年ちょっとした依頼に
一度だけお邪魔した事があります。
それは、地元の商工会で毎年秋に開催される
商工祭りにおいて地域の特産を扱った
地域物産市を企画していたのですが、
それに関して、何か良いネタがないか
話を聞くための訪問でした。
アポなしで伺ったにもかかわらず、
「地域づくり教育研究センター」という
部署を案内され、秦さんという
主任調査研究員の方が、親切な対応を
して下さいました。
この大学は特徴の一つでもあると思いますが、
地域密着型の研究をされています。
それで、研究という立場では
私などは同席できるワケもないのですが、
地域密着という立場では、
気楽に同席できる雰囲気があると思いました。
出されたお茶をすすりながら、
小一時間あ〜だ、こ〜だと
お話をしたり聞いたりさせて頂きました。
そんな大学が出されている報告書です。
少し身近な感じがしませんか?
さて、その内容なのですが
8班に分かれての実習のうちの1班が
「鮒ずしを科学する ー近江の食文化ー」
というテーマで実習されています。
<鮒すしを科学するの章>
さらに細分化して、歴史、材料、作り方、
食べ方、栄養価、鮒ずしを育んだ地域について
などを実習だったようです。
食べる実習はいいですよねぇ!
実際、大学生が食べる実習で
どんな感想を持ったのか?
でこちらに続きます。==> 環琵琶湖文化論実習報告書(2)
<外部リンク>
滋賀県立大学