鮒寿司(ふなずし)の作り方の実際(1)洗って干すまで

2008年7月12日

さて、実際の講習会ですが
初日は10名程度の参加でした。
私は午後から商工会青年部事業に出るため、
12日午前、13日午後という変則的な参加になりました。
他の参加者はどちらか一日となります。
午前中は塩切りした鮒を丁寧に洗って干すまでの作業です。
鱗の汚れ、塩切り時に残った内蔵、エラやその周辺のぬめりを
きれいに洗います。とにかく洗うだけです。

鮒の体を洗うコツは鱗の向きに逆行するときに
力を入れて洗うと早く汚れが落ちます。

ヒレの間、エラの周辺や内部の汚れやゴミを丁寧に洗います。
エラの内側のヌメリもきれいに洗います。
また体内に残った浮き袋、内蔵などがあれば
それもきれいに取り除きます。

鮒寿司が臭いとされる原因は、これらの汚れが原因の一つと思われるので
奇麗に丁寧に洗うべしとの事でした。

<(左)桶から出した鮒、(右)きれいに洗った鮒>
<(左)桶から出した鮒、(右)きれいに洗った鮒>

参加者は塩きり鮒5kgの方がほとんどですが、
私は10kgでおおよそ40匹の鮒を洗います。
9:00〜12:00までの3時間で終えなければいけませんが、干す作業もあるので
洗うのは一匹3〜4分程度で終えなければいけません。
が、私は作業が予定通り進まず早く終わった人に
手伝ってもらって12時になんとか終えることができました。
洗った鮒は水分を切るため、靴下干しに尻尾から吊るし
明日の午後まで吊るしておくことにしました。

<洗った鮒を陰干しをして水を切る>
<洗った鮒を陰干しをして水を切る>

この作業、当然魚の生臭さが皮膚に残ります。
私は特に我慢できない匂いではありませんでしたが、
それでも一週間程度は魚の匂いが抜けない様に感じました。

続きはこちら
==> 鮒寿司(ふなずし)の作り方の実際(2)三つ編み作り、ご飯詰め

※「鮒寿司の作り方」PDFファイルも自由にご利用頂けます。

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==> 安くて美味しい鮒寿司の作り方

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