やはり暑い夏には鮒寿司茶漬けですね〜
2010年8月21日
ちょこちょこと鮒寿司を食べております。
一昨日も桶から出して、スライスして昼食の
食卓に出しましたが、誰も手を付けようとしません。
逆に昼飯が鮒寿司臭くなると非難の視線を送っています。
奥さんは皿に盛りつけた鮒寿司を密封できる容器に
移してしまいました。
わかっちゃいねぇねなぁ〜、ちみらは!
と私は心の中でボヤきましたが、多勢に無勢。
私はおとなしく数切れ摘んで、密封容器の蓋をしました。
そんな、今回の鮒寿司も頭の部分だけになってしまいました。
頭の部分はやはりお茶漬けですね。
ヤカンにお湯を沸かし、盛り合わせる食材を物色します。
あいにくネギの在庫は切れていましたが、塩昆布と
みそ汁用の乾燥ワカメがありました。
ホカホカの湯気の立ったご飯の上に、塩昆布とワカメをのせ、
鮒寿司の頭、そしてワサビをひと絞り。
さらにその上から醤油を鮒寿司の上に円を描くように垂らします。
最後はその上から、アツアツのお茶(またはお湯)を
ゆっくり、少しずつ注ぎます、、、、、。
立ちこめる湯気の中で、鮒の身がきゅるきゅる〜と縮んでいきます。
あぁ〜、ええ匂いですわ!
箸でお茶に浸らなかったところを、チャッチャとほぐしつつ
後はガサガサ〜っとお茶漬けをかき込みます。
まずは昆布の旨味と魚の肉の旨味、そして醤油の旨味が合わさった
極上の液体が舌の上を通過していきます。
その後、鮒寿司の脂分の多い頭の部分を食します。
乳酸によって頭の骨もフニャフニャで、数回の咀嚼で
溶けるように消えていきます。
酸味の利いた酸っぱ旨〜い!味が口の中に広がります。
あぁ〜、旨いわぁ〜!
最高やなぁ〜、鮒寿司茶漬けは!
と、一人悦に入っていました。
うーッ、美味そう!
小生は呑み助なので、こういう場面は酒のあとの締めになりますが想像するだけでたまりませんね。
小生も茶漬けはアタマと尻尾のみ、塩代わりにメシをタップリ乗せます。
トッピングはなし、あるいはせいぜい塩昆布。醤油は三ツ星かヤマロクの鶴醤を香り付けに。
でも市販ではろくな鮒寿司に出会えないので長いことありついていないのです。うらめし〜。
木内様
いつもコメントありがとうございます。
鮒寿司茶漬け一つとっても、皆さん色々と
こだわりがあるようで、面白いですね。
ついつい、色々な食べ方を試したくなります。
それから、市販という事に拘るわけではないですが、
近いうちに、それをテーマにした記事を
書こうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。