「記憶」を満足させる鮒寿司の「強烈さ」

2010年11月8日

鮒寿司を買って頂いた木内さんから
コメントを頂きました。転載して紹介させて頂きます。

2010.11.04

先日、お譲り頂いた鮒寿司の感想です。

とても美味しく頂きました。
小生と娘で、そのままで醤油もつけずパクパクと一匹(むろんメシも)
を、のこる一匹を女房を含めた3人でお茶漬けにして「うゥーっ」と
うなり声と共に一気呵成に掻き込みました。
卵を抱いた胴体部分は女房に任せて、娘と小生で頭と尻尾の取り合い
です。
塩代わりに鮒寿司のメシを入れて、醤油を香り付けにタラリと落とし
アサツキを少々のせて熱湯をかける。いつもは自分で煮る塩昆布を1、
2枚入れるのですが生憎切らせていましたのでシンプルに頂きました。
2杯目は富山のフグ卵巣の糠漬けが有りましたので塩昆布代わりに一
切れ放り込んだのも、同じ発酵食品同士の見事なコラボでした。
醤油は「三ツ星」と「ヤマロク」を常備していますが鮒寿司には迷わ
ず「三ツ星」、これまたホンモノの発酵調味料で旨味の深さが違いま
す。発酵食品3種のコンチェルトに酔いました。

実に美味しく頂きましたが、小生共には少し上品すぎて「物足りなさ」
も感じました。
「足りない」要素は鮒寿司独特の発酵臭や酸味などの「強烈さ」です。
以前小生の「鮒寿司体験」をメイルしましたが、昔(四、五拾年前)
の初心者には「お茶漬けにしないときつすぎる」アクの強さが懐かし
いのです。
ただし、この記憶は実物を離れた記憶のみに存する架空の味覚である
可能性はあります。今目の前に当時の鮒寿司が並んだとしても「物足
りなさ」を感じる可能性は大いにあります。記憶は肥大化しますから
注意が必要です。

前回も書きましたが、少し前「鮒寿司もどき」(味醂入りの全く匂い
なし)をもらってガッカリしましたが、ホンモノの鮒寿司を食べられ
てホッとしました。
この機会を下さった会長に改めてお礼申し上げます。

木内様ありがとうございました。
うわ〜フグの卵巣に興味津々です。一度食べてみたい〜。

そうですね、改めて「鮒寿司」の求められている事は何か?を
考えさせられますね。

「記憶」を満足させる「強烈さ」
そんな最強の鮒寿司に出会ったらどうなってしまうのか?
私も体験してみたいですね〜!

ありがとうございました。

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